声を出すと言う事に関しては感覚的な話でかなりの個人差があります。という話をしたいと思います。
私は歌をやりますが、ジャンルとしては所謂クラシックです。
声楽・オペラとかいうアレですね。
オペラ等では演出的な意味合いを持たせる(例えば亡霊の声etc.)以外は生声で歌います。
ポップスやミュージカルみたいにマイクに頼りません。生身でオーケストラを越える声を出すのです。
身体の使用具合はマイクを使用して歌う時のそれとは比べものになりません。かなり疲労します。
そこに辿り着くまで茨の道です。
その先もどこまで行っても茨なんですけどね 笑
何にせよ、それだけ身体を使って歌う時の感覚は通常生活で身体を使う時は明らかに違います。
最初は意味不明だと思います。身体のどこからそんな声が出せるのか謎です。
で、レッスンに行くと多くの先生が謎な言葉を使うのです。
・喉使わないで!
・頭に声を響かせて!
・お腹の底まで息入れて!
・お腹で支えて!
・お腹から声出して!
上記は私がレッスンを受けたり、聴講して耳にした事がある言葉です。
これらはあくまで感覚的な話です。
お腹で支えて!と言われて上手く行く人もいれば、崩れておかしくなってしまう人もいるわけです。
感覚は十人十色、千差万別です。
続く…