今回は調号・変化記号についてです。
勿論調号がついていない曲もありますし、変化記号が出てこない曲もあるでしょう。
しかしながらそちらの方が稀です。ほとんどの曲が調号ないし臨時記号が出てきます。
ルールが少々ややこしいのでしっかり覚えていきましょう。

動画内容要約
ダブル♯やダブル♭が付いていても♮(ナチュラル)が付くと一気に幹音化します。
もしダブル♯を止めて、♯にしたい場合は♮♯♩と書きます。(♭♭の場合も同じ)

調号は音部記号のすぐ右隣りに記されています。
その段に対してずっと有効。オクターブ違っても有効です。
外したければ♮が必要になります。

調号の付く順番は
♯はファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ
♭はシ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ
♯♭の順番はお互いに逆向きに付いていきます。
「あかさたなはま、まはなたさかあ」みたいな感じですね。
調号は各音に一個しか付かず重複はしませんし、
ダブル♯やダブル♭が付く事はありません。
また♭と♯が混在する調はありません。
即ち♭が1個、♯が1個付くなんていう調はありません。
この項目は楽典の勉強をしていくには必須になりますので
言える&書けるようにしておきましょう。

臨時記号はその都度指示されます。
派生音にしたい音符のすぐ左側に記します。
効果はその小節内のみ&その高さの音にのみ有効です。
オクターブ違うと同じ読みの音であったとしても効果はありません。

小節が変わると必然的に元通りになりますが最近の楽譜は親切心?で
小節が変わっているのにわざわざ改めて♮が書いてあったりします。
但し手前の小節で派生音化したままタイで小節線を越えた場合、
その伸ばしている音は派生音のまま伸ばします。

色々な楽譜を見て慣れていきましょう。
ここまでの動画を観て頂ければ音の高さだけなら
ピアノやキーボードで捉えられるのではないでしょうか?
どこがドの音か分からない方は「音名編①音階の順番」
鍵盤を出しながら説明していますので参考にしてください。

次の動画は「音名編⑤音高を確定させる音部記号」です。

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